青藍 indigo dyed embossed silk dress
1400年にのぼる歴史を持ち、かつて「東洋一のシルク」といわれた 福島県川俣町の絹織物。その川俣シルクの「世界一薄い絹織物」にエンボス加工をほどこすことで立体感を出したオーガンジーを本藍染雅織工房により染め上げた、贅を尽くしたドレス。
Profile 本藍染雅織工房
100日かけて藍葉を醗酵させた染料「(すくも)」を、堅木の灰汁で溶き、大きな甕に何日もかかり「(ふすま)」や「芋」、「石灰」、「灰汁(あく)」、「酒」と共に醗酵させ、その液中で幾度も染め重ねる「天然灰汁醗酵建藍染(てんねんあくはっこうだてあいぞめ)」という技法が、四季のある日本で、1年中藍染が出来るように考え出されました。雅織工房では、江戸から続くこの「天然灰汁醗酵建藍染」による染色技法にこだわり、京都で守り続けています。そして、藍に秘められた力を先人が長い年月をかけ、築き上げてきた循環社会の中でどう生かすことができるか日々研究を重ね邁進しています。
素材:シルク100%
サイズ:Free